会食時はパーソナルスペースが重要!会食に行くタイミングと座る位置

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会食時はパーソナルスペースが重要!会食に行くタイミングと座る位置

今回は会食時の座る位置についてのお話です。前回の記事も合わせてご覧くださいね。

どうしても断れない食事会、飲み会ってありますよね。本当に仲の良い人とならまだしも、職場の関係性を壊したくないから、仕方なく行く・・・。私もそんな場面に多々出会いました。

会食時は毎回「なんで私のパーソナルスペースにあんたをいれなきゃならないんだ!」と思いました。あ、パーソナルスペースとは、自分が近づいても良いと思えるくらいの距離のことです。

私は、身体のパーソナルスペース、心のパーソナルスペースという感じで表現することが多いです。私は、人に対して壁を作って相手が簡単に近づけないようにする性格でして…そういった方多かったりしませんかね?? 

自分のパーソナルスペースを守ることができれば、飲み会がだいぶ楽になって心にゆとりをもてるのになぁと感じていました。

そのため、色々試行錯誤して、会食時に実践してこれはいいかも!?と思えた方法があります。それは、ズバリ!行くタイミング会食時の座る位置を自分でコントロールする!!です。不参加がダメなら、もうこれしかなくないですか?

会食に行くタイミングと座る位置の工夫

会食 一番早く行って中央に座る

 

集まる時間に対して、一番最初に行く方法と、一番後に行く方法の2通りがあります。このあたりをあまり考えないで行く方も多いのではないでしょうか。

特にSADの方だと、遅れるのが不安で早めに行ったりとか、逆に行くのが嫌でギリギリに行ったりとか・・・

更に座る位置についてもこだわりがあるんです。

 

会食は一番最初に行って中央に座る

これには理由があって、

1.心の準備ができる

2.座る人の動向を見つつ席が選べる

3.苦手な人が無意識にあなたの近くには座らない

ということなんですよね。

一番最初に来て中央に座ったら、すぐに立てる姿勢、私は座っていませんよということを意識してもらうように、座布団治したり、服をハンガーにかけたりと少し動いてみましょう。あるいは、コートを軽く置いてトイレに行ってもいいです。

中央の席は、通常なら先に来た人が座る席ではありませんよね。奥に詰めるか手前に行くか、どちらかにするべきですよね。

中央に座る理由は、”左右に動けるから”と、”後から来た人に圧迫感を与える”です。あなたの後に来た人は、よほどあなたと仲の良い人でない限り、あなたのすぐ隣には座らないです。

なぜなら、あなたが邪魔だからです。中央に座られると、なぜか隣には座りにくい心理が働きませんか?これも他者のパーソナルスペースが原因なんです。

例えば、空いている地下鉄や電車で、人が座っているすぐ隣に、あえて座ろうとはしないですよね?混んでるなら仕方ないですが、空いているなら1つ以上の席を空けて座ると思います。

このことから、

もしあなたが苦手な人が来て、対面または遠くに座ってくれればそれで良し!

あなたが好きな人が来て、対面または遠くに座れば、あなたはその人の隣、または正面に移動してしまいましょう。

こんな感じで、最初に来て中央に座れば、臨機応変に座る席を変更することができます。店の作りによって席は異なりますが、とにかく、最初に来たら移動しやすい席に座ることが重要です。

デメリットとしては、

・苦手な人がすぐ後に来ると、2人きりの空間になる可能性があること

・好きな人がくるまではソワソワし、待ち時間に疲れてしまう可能性があること

などが挙げられますが、長く続く会食ですから、最初に少し頑張って後に楽できるなら、少しの緊張感も受け入れられる気がしませんか?

 

会食は一番後に行く

会食は最初に行くほうが席を選べるので、メリットが大きいような気がしますが、後に行く場合でも良い席が空いていることがあります。

後に行った場合は、席は残りわずかですよね。でもここがポイントで、特に女性は自分が好きな人の近くに座ろうとします。そのため、性格がきつい人はきつい同士で。ふんわりタイプはふんわり同士で。若い人は若い人同士…などなど。

そのため、後に行けばすでに席は埋まっており、残った席は一番端っこか、あるいは中途半端な席です。でも、キツイ人同士の間に挟まれる可能性は少なくなります。

でも私としては、大嫌いな人に囲まれなければそれでよかったのでそれ以外の人とは無難に会話できました。

ちなみに、きついやふんわりなどの区別がついていない素晴らしい職場もあります。私の最初の職場は全員がふんわりなところでした。そうゆう場合は座りが適当だったりもします。

デメリットとしては、中途半端な席だと、横には苦手な人、正面には上司・・・なんていう形も考えられますけどね。もしこうなればがっかりですけどね・・・

会食 最悪な席

 

でも、もしこうなっても起死回生の策はあります。

策1.「この席は寒いから変わってほしい」「トイレが近いから変わってほしい」と頼む

策2.飲み会中盤まで頑張り、みんなが酔ってきたところでさりげなく席を移動する

この2つです。もし、どうしても席を変えたい場合は実践してみてください。

 

会食時は一番先でも後でもどちらにもメリットがある

どちらがいいかは人によりますが、どちらにせよ、”自分が楽に過ごせるようにしていこう!”ということです。我慢して我慢して参加するのではなく、少しだけ工夫してみましょう。

ちなみにですが、私は最後に行くことが多いです。最初に行ったほうが席を選べるのですが、苦手な人としばらく同じ空間にいることのほうが嫌なのと、できる限り会食参加の時間を短くしたいのです。

余り物の席になってしまいますが、もしそこが嫌なら先ほどお伝えした方法で回避します。私はトイレが近いから入り口側にしたいとか、寒いから奥にしたいとか、さりげなく言いますね。

最初の1,2回の会食をそんな風に乗り越えていくと、皆が、びぃさんは寒がりだから奥の席空けておいてあげよう。なんて考えてくれたりもします。

すると、私を苦手な人は無意識に奥に座らないでくれたりしますよ。

 

まとめ

以上、今回の記事は、会食に行くタイミングと座る位置についてでしたが、いかがでしたでしょうか?

好ましくない会食も多いですが、自分のパーソナルスペースを守り、ゆとりを持って参加するために、行くタイミングや座る場所を意識してみましょう。

慣れてくると、自分のパーソナルスペースに入られることに、そこまで抵抗を感じなくなると思いますよ。


※使用イラスト:https://chojugiga.com/