会食恐怖症を慣らすための自己分析~客観的な考察や段階付けによる対応策の修正~
前回お話した、会食恐怖症の慣らし方(治し方)でもお伝えしたように、会食時の恐怖や不安要素は、自己分析し、客観的な考察とともに少しずつ段階付けをして、自分の対応策を修正していくことが大切です。
前回の記事では、特に、第三者の自分を作ることが重要だとお話したと思います。
自分が考えている状況は、意外と他の人にとっては些細な事だったりします。自分自身の過剰な考え、悪く言えばうぬぼれに近い感情が邪魔をして、不安感や恐怖を強く感じてしまいます。
そのため、まずは自己分析を行いそこから掘り下げて考えていけるようにしましょう。
以下の分析ノートは私が考えて作成したものであり、文献を参照したわけではありません。直接書き込みはできないので、印刷するか、見ながらメモ帳などに記載してください。
※許可なく再配布を禁止します。引用や参照に関しては、当サイトのリンク掲載があればOKとします。また、個人利用目的にのみとどめてください。
①~順番に記載してみてください。できれば可視化(見える化)したほうがわかりやすいです。
会食時の自己分析ノート
①なぜ会食が嫌なのか箇条書き ➁箇条書きにしたものを順位付け ➂どれくらいの頻度で①が起きるのかを記載 ④現在の対応策を記載 ⑤現在の対応策の効果を記載
①会食が嫌な理由を箇条書きで記載 |
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➁嫌な順に順位付け | ➂頻度 | ④現在の対応策 | ⑤対応策の効果 |
1位 | |||
2位 | |||
3位 | |||
4位 | |||
5位 | |||
6位 | |||
7位 | |||
8位 | |||
9位 | |||
10位 |
自分のことを観察・考察して、何が嫌なのかを文章にできたでしょうか?あるいは、しっかりと頭の中でまとまりができましたか?
嫌だと思っていることに関して、それは実際に現実に起きたでしょうか?起きたとしたら、それは毎回ですか?そして何か対策をしていますか?その対策の効果はどうでしょうか?
このように、まずは自分が感じていることを可視化(見える化)して、考えをまとめてみることで気づくこともたくさんあると思います。
すべて書き終えましたら次回の会食の際に、第三者の自分を作って、自分と周囲を客観的に観察してみてください。第三者の自分ってなんだろって方は前回の記事を見てくださいね。
そして、自分は他者にどのように対応しているのか、他者は本当はどんな反応をしているのかをよく考えてみましょう。そうすることで、現在の対応策をポジティブな方向に修正するきっかけが見つかるかもしれませんよ。
まとめ
以前の記事のまとめと同じなのですが、
1.まずは自己分析をする
2.第三者の自分を作って、自分と周囲を客観的に観察する
3.自己分析した内容の修正ができないか考える
以上の3点になります。悩んで悩んでそれでも解決しない方は、まずはぜひ自己分析を行い、それを可視化(見える化)してみてくださいね。
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